イズムスタジオへ
JR環状線、近鉄線、地下鉄千日前線の駅がある「鶴橋」からイズムスタジオへのアクセスを徹底解説します!
なおホームページツールの仕様でスマートフォンで観ると画像の欠けが出る場合があります。御託のない、シンプルな道案内PDF版を作成中ですので、しばしお待ちください!
最初に
イズムスタジオは千日前通(府道702号線)に面し、鶴橋駅から一直線でアクセスできます。つまり特に迷うようなロケーションではありません。しかし、そこには次の二つの罠があるのです。
- 駅の出口や進む方向を間違える「起点の誘惑」
- はじめての道、歩くものを襲う「時間失調の魔」
「起点の誘惑」は初期方向の間違いですから、お分かりかと思います。では「時間失調の魔」とは何か?
鶴橋駅からイズムスタジオまでおよそ8分(計測しました)。この8分という長すぎもせず、短すぎもしない時間が問題なのです。
人ははじめての経験をいつもより長く感じるものです。鶴橋駅から2、3分歩いた時、たいていの人が5、6分歩いたような体感に陥ります。いや、本当に。そして思うのです。ん。手前に自転車屋があるって聞いたけど、一向にそれらしきものが見えないな。これが「魔」です。どうも間違えた方向に歩いてきてしまったらしい。まずいな、反対側に来てしまった。急がねば。かくしてあなたはあと4分も歩いていたら見えていた自転車屋にたどり着く機会を失いました。反対方向へ全速力で走り出したあなたは10分後、上本町で途方に暮れるのです。
こわ!
ということでこのページでは、途中の風景もこまめに紹介し、安心してイズムスタジオにたどり着くお手伝いをば!
まず起点を制しましょう。JR、近鉄、地下鉄。すべての駅から間違いなく正しい方角を見つけ出すこと。これがすべてに優先します。まずはJR
JRから、正しい方向を目指す
環状線といいながら、ほんとうに環状走行をしている列車がそれほどないJRへの愚痴はこの際おいておきましょう(でも気を付けてください。いつまでたっても来ない「環状走行車両」を待って時間に遅れる例や、環状線の外、USJや奈良、和歌山に飛ばされる事故が後をたちません)。
さて無事に鶴橋にたどり着いたあなたの課題は二つ。大阪駅方面からアクセスされた方、間違っても「近鉄乗り換え口」に吸い込まれないこと(画像)。
そしてホームでは<出口(千日前線)>をよすがとすること!
改札表示の罠
多くの方が初めて行く場所をGoogle Mapで検索することでしょう。ところがぎっちょんちょん!ここにも罠が(マジで)。GoogleMap氏は鶴橋駅で「中央出口」から出なさいと指示してくれはります。しかし、しかしです。鶴橋駅ホームに「中央出口」という表示はないのです。本当です、ありません!まじめな人ほど「え、中央出口?ないな。本当にないな。あれ、自分間違った駅でおりた?」とついには再び大阪駅にあるいは天王寺駅に戻ってしまいます。
ホームでは「出口」という黄色い表示を探しましょう。いったん「中央」のことは忘れて
大阪方面からも、天王寺方面からも画像の黄色い「出口」です。
階段踊り場で「中央出口」へ
階段を降りると踊り場があります。ここで外回りと内回りの人は合流し、二つの出口を選択します。
さあ、間違えないで、ここで「中央出口」です!
踊り場からはひたすらまっすぐ駅の外に向かってください。
そして「出て右」です!
さあ、まっすぐあなたは高架下、千日前通りに出たはずです。目の前には「回転すし海幸」がある ※なければJRの入場券買ってホームからやり直し!
そして、ここを右!右利きの人がお箸を、左利きで自然に育った人がお茶碗を持つ方角です。
「流通革命」の赤い看板が目に入ればVictory。あなたは確率65%でイズムスタジオに到達することになりました(いや、まだそんな難しいんか!)。
近鉄
ついで近畿日本鉄道から。近鉄鶴橋駅は千日前通りから見てJRより奥まったところにあります。この大まかな位置関係を把握しておれば、大丈夫です!
近鉄鶴橋駅には「名古屋・伊勢志摩・奈良方面」と途方もない広がりをもった1、2番線ホームと「大阪難波・大阪上本町方面」の3、4番ホームがあります。ここで目指すは
西出口
です
出てから少しくねくね曲がりますが、最初が肝心。
JR線のりば(中央口)
を見逃さない!
そして、外に出たら右!右利きの人がお箸を、左利きで自然に育った人がお茶碗を持つ方角です。左手に見える青い寿司屋があなたのガイドです
青い寿司屋から数秒、今度は黒地に白の「まつ」ののれん。その先、地下鉄千日前に降りる階段の手前を右に曲がれば、JR中央口。さらに左折すれば(というか改札機と反対に進みましょう)
JR組と合流です!
もしあなたの目の前に「回転すし海幸」が目に入らないなら、奈良なり名古屋なり伊勢志摩から出直していらっしゃい!
右に曲がれば「流通革命」
革命は二度繰り返す!
地下鉄千日前線から
少しだけ千日前通との合流地点が異なります。その点にだけお気をつけてくださいまっせ!
目指すはC階段 7番出口
地下鉄千日前線「鶴橋駅」は島式ホーム(一つのホームの両側に上下線が止まる構造)。
どんなにわかっているつもりでも黄色い駅構内案内板を指さし確認しましょう。
C-7、C-7。呪文のように唱え続けるのです!
改札はまっすぐ。7番を目指す
エスカレーターも改札もホームの端からまっすぐです。
後は7番出口を目指す。「7」以外の情報は遮断して
改札を出て右側、7番出口を目指します。途中階段をいい感じで登っている最中に右(右利きの人が(略))折させられたりしてトリッキーですが、ここは心を無にして!
今世界にはあなたと「7」という数字しかありません。外の景色が見えるまではあなたはSeven-Mindfulnessの世界を生きているのです!
高架の左側に出てきます
ひたすら7を追いかけたあなたは高架の左側に出てきます。「キャベツ焼」が道の向こうであなたを待ってくれています。そしてここを右!右利きの人がお箸を、左利きで自然に育った人がお茶碗を持つ方角です。というか端的に高架をくぐるのです。
流通革命が目に飛び込んできます
革命は三度成りました!
「魔」に打ち勝つ
あとは魔に惑わされないようまっすぐです。以降、道中の景色をこまめに紹介しますので、オリエンテーリングのつもりで楽しみながらいらしてください(スタンプ抜きで)
それと、鶴橋は(ここまでの画像でもお分かりの通り)沢山気になるお店があります。焼き肉屋も。何といってもこれから歩く千日前通りに並走して、日本屈指のコリアンショッピングタウンがあります。もちろん紹介したい。が、ここは心を鬼にしてイズムスタジオ一直線で!(あとは皆さんの自己責任にて!)
道のり
まず道のりを確認しましょう。私たちは道の右側にいます。約8分。魔との闘いを制しましょう!
とにかくぎりぎりまで道の右側を
最初に言っておきます。イズムスタジオは道の左側にありますが、ぎりぎりまで道は渡りません。途中で気の利いたことをすると人間碌な目にあいません(例えば、何故か渡ったまま直進してしまうなど)しばらく道なりに。スギ薬局を通り越して
デイリーヤマザキ
それに、こちら側にはファサード形式のアーケードが、雨だろうが雪だろうが、あなたが濡れることはありません
丹波屋
だんご。桜餅。大福。時間があれば買い食いしたっていいんですよ!
そしてアーケードが終わる
アーケードが終わります。道のりの約半分
魔に打ち勝て
アーケードが途切れたとたん不安になります。「魔」が近づいています。串の坊の看板が最初の護符です!
冷麺
不安になると道を渡ろうか?みたいな不要不急の心が芽生えてまいります。今試練の時です。真冬の冷麺を想うのです。冷たさがあなたを正気に戻すはず
公的施設(マイルストーン)
こういう時頼りになるのは公的施設です。お店は移転する可能性があります。<東成玉津郵便局>これは確からしさという名の呪文です。郵便局大切!!
最後にして最大の攻撃
そして最大の防御に「魔」も最大の攻撃を仕掛けてきます。このあたりでうかうか道の左側を見ると?
なんなんだ?あれは!
しかし気になって道を渡ってはいけません。これこそ罠です。帰ってこれなくなります。ここは忍の一字!!!(がんばれ!
軍手屋さん
最後の試練を終え、人の暮らしがいっそう心にしみます。
ああ、今時軍手だけで食べていかれるものかしら
案の定
移転してはりました
いよいよ道の左側を確認
さあ、もうゴールは近い、道の左に教会と
スーパー
ライフを認めれば、もはやあと少しです。今、善はなされた
満を持して
横断歩道を渡ります。まさかと思いますが、渡った後は右ですよ!
念には念を入れて
小料理「まにまに」のオレンジのファサードが正しい道筋です
自転車屋さん
すぐ、自転車屋さんが見えます。スタジオはこの横です!
イズムスタジオ
自転車屋さんの作業場のすぐ右横にイズムスタジオの入り口が
ここからは当日ご案内します
実はこの入り口からぬるぬると移動してスタジオですが、それは当日のお楽しみ(あ、ちゃんと案内いたします)
それではごゆっくりとお芝居をお楽しみください!
「イズムスタジオへ」取材2025.1.6/構成:左岸族