全き方向恩地のための
ACT cafe への道のり
真正の方向恩地を甘く見てはいけません。彼女ら彼らはすぐ目の前に見えている目的地をことごとくスルーし、根拠の全くない自分の勘だけを頼りに歩を進める。まるで、たどり着かないことこそが移動の目的であるかのように。
と、思い当たるあなたのための絶対的案内
なお「断じて私はそうではない!」という剛の方はACT cafe HPを参考にお越しくださいませ
追記:なお、質問がいくつかあったので野暮を承知で解説すると「恩地」というのは「PC(ポリティカル ・コレクトネス)的配慮」と「地に恩がある」という地口であります!
◎とにかく地下鉄(大阪メトロ谷町線)にのり、中崎町で降りる
梅田から歩こうなどと思ってはいけません。アクセスは地下鉄以外ありません。
地下鉄谷町線はどこですか?と聞きましょう。駅に着いたら駅務室を探しましょう。
「中崎町に行くにはどのホームからのればいいですか?」
できれば、地下鉄に乗り込むまで駅員さんに見送ってもらいましょう
幸い中崎町には改札がひとつしかありません。これこそ方向恩地に神の与えた恩寵なのです!出て右です。
いいですか、出て右!
これも一基しかないエレベータを目指します。いいですか?この際健康は度外視して、エレベータ一択です
改札を出て右に曲がったら天井に視線をやりましょう。「エレベータ」の文字に全集中します。他のことは考えません。ただ、え・れ・べ・ー・た、それだけを唱えて!
エレベータへの通路は、進行方向右に入っていくような格好です。黄色い点字ブロックに沿って、ただそれだけを信じて!
何も考えずに黄色の点字ブロックに沿って歩く。いえ、黄色の点字ブロックがあなたの代わりに道をたどってくれているのだ。ほら!エレベータが見えてきた!
エレベータに乗り込んだら、少し息を吸って、吐いて、そしてここで思いきり道順のことを考えておきましょう。エレベータから出た途端、再びものを考えないようにここで妄想をすべて処理して!
さてあなたは必ず、びっくりします。何故なら、エレベータの乗ってきたのと反対側が開くからです。ひとしきり驚いておきましょう。これで迷い癖を使い切ってしまうのです!
エレベータを降りたら右!絶対に何が何でも右です。左にはナニカいます。振り向いてはいけません。あの「神東塗料」の看板だけが今、あなたの味方です!
さあ、ここが最後の難関です。私たちの道祖神「神東塗料」をすぎると街路樹の立つ変形Y字路(こちらの左側に分かれ道がある)です。この景色を見たらとにかく立ち止まる!
その街路樹の斜め左、Y字路の道が生え始めた部分に「𠮷村ビル」があります。いいですか一文字ずつ確認してください。「𠮷」「村」「ビ」「ル」です!
𠮷村ビルの前に立つと、左手に地下に降りていく階段があります。おめでとうございます。ここです!やりきりました。ついにあなたは迷うことなくACT cafeに到着したのです。